三上博史さんの現在の活動がすごい!デビューから人生を変えた音楽劇までを紹介!

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80~90年代のトレンディドラマブームの頃、数々の人気ドラマ出演で「トレンディドラマのエース」とも言われた俳優・三上博史さん

ドラマや映画などに大人気でしたが、現在は昔ほどドラマでお見かけすることもなくなり、「引退されたのでは?」という声も一時はあったよう。

そこでこの記事では、三上博史さんの現在の活動について気になったので徹底的に調べてみましたので紹介していきます!

また、どんなきっかけで俳優デビューし、なぜ一度表舞台から消えたのか?このあたりも気になる方が多いので、紹介していきます!

目次

三上博史さんの現在の活動がすごい!

私も、昔は三上博史さんが好きで、『世界で一番君が好き!』とか『あなただけ見えない』、『この世の果て』などめっちゃ見てました!

そんな、三上博史さんも最近ではテレビで見ることも無くなりましたが、現在は一体どんな活動をしているのでしょうか。

お調べしてみると、新たなライフワークとして無声映画の弁士をしているのです。弁士とは、無声映画の進行につれて説明する人です。

2024年6月17日にも無声映画の魅力を広げるイベント「最前線 無声映画/CONVERSATIONS IN SILENCE VOL.08」が東京・青山にて開催され、そこにも出演されます。

▼ そのイベントがコチラ

三上博史が活動弁士に初挑戦!音楽は菊地成孔のDJ 最前線 無声映画イベント (映画.com) – Yahoo!ニュース

古典であり伝説的な無声映画として知られる「カリガリ博士」と「アッシャー家の末裔」を三上博史さんと、活動弁士の片岡一郎さんが担当し、気鋭のジャズミュージシャンである菊地成孔さんによるDJ音楽と共に上演されます。

6月の公演は残念ながらすでにソールドアウトですが、8月にも同様のイベントが予定されていますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。

ということで、三上博史さんの現在は俳優業ではなく、無声映画の弁士をしているということが分かりました。

では、ここから三上博史さんがどんなきっかけで俳優デビューし、なぜ一度表舞台から消えたのか?について紹介していきます!

三上博史さんの主役デビューからこれまでの軌跡!

三上博史さんは高校生の時、「劇団天井桟敷」を主催する寺山修司さんのオーディションに参加。

番号と名前だけで即合格し、寺山さん自身が脚本・監督した映画「草迷宮」でいきなり主役デビューするというとんでもない経歴の持ち主です。

その端正な顔立ちとミステリアスな雰囲気にほかのメディアでも注目が集まり、TBS系ドラマ「無邪気な関係」でドラマでも初主演。

ホイチョイプロプロデュースの映画「私をスキーに連れてって」では折からのスキーブームとユーミンの珠玉の楽曲が相まって大ヒット。三上さんは一躍スターダムに上り詰めました。

ところが、30代後半からご自身の美醜の面で苦しむことに…。端正な顔立ちが逆に災いしたのでしょうか?

「こんな姿、人様に晒すもんじゃないだろう」
「カメラに映る資格がない!」

と思いつめ、40歳で「映像の仕事は辞めよう」と決心したのだそう。

そんな2003年の頃、寺山さんの「青ひげ公の城」という舞台の話が舞い込みました。舞台は、寺山さんに「出るな」と禁じられていた三上さんでしたが、最後の作品と思って出演。

そこで、「舞台には美醜が関係ない役者の道がある」と気づいたそうです。

三上博史さんがアメリカ放浪中に人生を変えた音楽劇!

その後、日本を離れアメリカを放浪していたときに、音楽劇「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のオフブローウエイの舞台を見る機会を得ます。

内容にビビッときた三上さんは「ぜひやってみたい」と帰国後に各方面に掛け合い、2004年、パルコ劇場での日本初演で主人公のヘドウィグ役を怪演。

トレンディ俳優を脱ぎ捨てた迫真の演技は、非常に注目され大好評を得ました。そして翌年の再演にもつながりました。ちなみにアメリカ滞在中は、黒柳徹子さんのお母様のお宅に居候していたそうです。

「ヘドウィグ~」は旧東ドイツ生まれで性適合出術を受けるも股間に「怒りの1インチ(アングリーインチ)」を残してしまった、売れないロックスターの愛の彷徨を描いたもの。

この音楽劇で三上さんはまさに「一皮むけた」のか、以来舞台活動へと軸を移し、蜷川幸雄さん演出の「あわれ彼女は娼婦」にも出演。

「惹かれるのは、毒のあるグラマラスな作品」と語るように三上さんはちょっとエキセントリックな役がお好きのようです。

テネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」のヴィヴィアン・リーや「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェットは自分の中で近しい役とし、「ああいう役が大好きです」とも話しています。

この間、映像作品の出演をセーブしていたわけでなく、ドラマや当時のJホラー話題作「予言」などにも出演される一方で、朗読やナレーションに携わる機会も増えていったのです。

三上博史さん自ら発案の舞台「三上博史の歌劇」を上演!

2024年の1月、約8年ぶりの舞台となる「三上博史の歌劇」を自らの発案で上演。

寺山さんの没後40周年に当たって、彼が残した膨大なテキストをベースに三上さんが熱唱・熱演するという作品でした。

実際にご覧になった方もいるのではないでしょうか?

寺山さんとの衝撃的な出会いから40年経た今でも影響は常に付きまとっているそうで、「『最高のアイデアを思いついた』と思っても、既に寺山さんがやっている。

だから、苦しいです。

何から何まで手掛けているので、全部に呪いがかかっているんです。しかも、すごくコアなのに狭くないので、全部からめとられてしまう。

いつかはその呪いから脱すると思っているんですが、いまだに渦中ですね」とアーティスト、クリエイターとしての苦悩も語っています。

まとめ

今回は、三上博史さんの現在と題して紹介してきました。

鬼才・寺山さんに若くして見いだされ、俳優、歌手そしてナレーターとしてもキャリアを重ねてきた三上さん。一時期はご自身の悩みから低迷期を迎え、日本を離れるなどしてその動向が心配されることもありました。

しかし、アメリカで見た舞台にインスピレーションを受けたことで俳優として次のステージに上り、これまで息の長い活動を続けてこられました。無声映画のイベントでは初めての活動弁士に挑戦するなど、これからの活動にも目が離せませんね。

ご自身のペースを決して崩さない芸能活動を継続される一方、プライベートでは「山暮らし」をされているそうで、そのライフスタイルも充実した日々を送っているとのことです。

ファンとしては、あまり引きこもらずに時々は里に下りてきていただき、60歳超えてもなお端正さを保つそのお顔とお姿を拝見したいものですね。

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